†第二章†

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「また来たぜ、落ちこぼれが」 「あいつ、あの水野さんとペアらしいぜ」 「うわっ、私が水野さんならもう学校来ないかもね」 朝になり、龍也が登校し自分の教室の扉を開けた途端に一瞬静まり、周りが龍也をヒソヒソとけなすも、龍也は周りに目もくれずに一つだけ一番後ろのボロボロの机と椅子に座って顔を伏せた。 「おっはよぅ!」 一人の男子生徒が元気良く教室に入って来、それに数人返事すると 「おいおい、龍也。しけた面すんなよぉ。つか、机とか直して貰おうぜ」 その男子生徒は龍也に近づき、前の席の椅子に座った。
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