†第二章†

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そして、龍也と恭輔は演舞場に到着し間もなく、授業が始まった。 「おはようさん。魔法実習の担当は去年に引き続き、雨宮海斗が担当する。よろしく頼む」 この背の高い、無気力感漂うの銀色髪男性が魔法実習の担当である。 「ペアが発表されたよな。それに別れて模擬戦をして貰う。じゃあ、まずは二列にペアで並んでくれ」 海斗がそう言うとクラス内でペアに別れているため、二十ペアが列び、最後に龍也と沙羅、後ろから二番目に恭輔と美奈が列んだ。 「龍也ぁ、たまにはちゃんとやろうぜ。俺も担任やら教頭やらにどやされんだから」 龍也がこの魔闘授業で進級出来るのは海斗のおかげであり、海斗は龍也を見下したりはしない。
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