†第二章†

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「あとは、水野と龍也か」 「棄権しまーす!」 海斗が呼びかけ、龍也は上の観客席からの主張も 「却下だ、バカタレ」 とのことで、恭輔を使い無理矢理舞台に立たせた結果、睨み合う二人…いや、睨む沙羅に死んだ目をした龍也が立った。 「…一応、試合開始だ」 海斗の声で沙羅は構えるも龍也は自然体なままである。 「やる気あんの? あんた」 「ないですって、だから」 沙羅の問い掛けに即答で返す龍也。 「あんたねぇ! 【水刃】」 沙羅は水の刃を三つ生みだし、左右真ん中の三方向から魔法での攻撃を放つ。
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