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リース学園三回生は男女様々でペアを組み、魔物と呼ばれる生き物を討伐したりしコンビネーションや協調を習得するのである。
「有り得ないわ、これだけわ。ほんっとに」
現実に帰って来た沙羅は、【千石龍也】のいると言われている屋上に走っていった。
オロオロしてた女の子も沙羅が走っていったのを見て、あとを追いかけて行った。
「有り得ないのは、僕の方なんですけど」
沙羅は屋上に着くやいなや、少年…龍也の本を取り上げた。
「はい? 何か言いました?」
沙羅の後ろに阿修羅を見た龍也は顔が引き攣る。
「……まぁ、落ち着いてください。ご用件は…」
おっかなびっくり龍也は沙羅に尋ねる。
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