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缶づめのビールさ
缶づめのビールね
おれと
かの女
夏のあつい日
昼間っから
おれのねぐらで
うだうだ
飲んでいた
たまに交わす言葉は
酒まじりで
あつい空気に
とけて
消えて
不景気
無職
無気力
請求書
殺人
自殺、、、
そんなことより
大事なことは
缶づめのビールだった
缶づめのビールさ
缶づめのビールね
夏のあつい日
おれのねぐらで
汗がひかる
うなじに
そっと
キスをして
缶づめのビールを
一口
、、、いい日だった
今 ねぐらで
おれ ひとり
缶づめのビールさ
言ってみても
あつい空気に
とけて
消えて、、、
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