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華の日曜日。
まぁ、日曜日関係なしに。普段の俺は部屋でエロゲやアニメを見てる時間帯だ。
だが。
何故だか俺の目の前には、俺を外に導く扉が一枚。
俺は冷や汗を大量に流しながら扉の前で固まっている。
四葉「あにきーっ往生際悪いよー?」そんな俺を見て、挑発気味に四葉が話かけてくる。
俺「わ、、分かってるって、、、」心臓がどきどきしている。
静「が、、頑張ってくださいっ!」静ちゃんが応援する。
その声に後押しされ。
俺は扉に手をかけた。
「ガチャリ」
どうしてこんな事になった?。
話は数時間前に遡る。
俺「首輪っ?」驚きすぎて声が裏返る。
四葉「そっ!ペットには首輪が必用だよーっ」両手をばんざいさせ、にぱーっと笑いながら四葉が俺に言った。
俺「いや別に着けなくてもいいだろJK」すかさず反論する。
四葉「だめだよあにきっ!首輪はご主人様の特権なんだからっ」ご主人様、、、四葉が言う度にどきどきするのは何故だ?。
四葉「それに僕着けてみたかったんだーっ」そっちが本心か。
静「わ、、私も、、ちょっとっ、、」
恥じらいも何もなさそうな娘達が恥ずかしそうな笑顔をする。恥じらう場所間違えてませんかあなた達?。
俺「じゃあ買いに行ってらっしゃい」軽く手を振り。俺はベッドに寝転がる。
四葉「とうっ」ジャンプして俺の上に乗ってきやがった。
四葉「あにきに買ってもらわないと意味ないのーっ」俺の胸に顔を埋めてぐりぐりする。
鬱陶しいですはい。
俺「前々から言ってるけど!お前は引きこもりを何だと思ってるんだ!?外に出ないから引きこもりなんだぞっ!?」ぐりぐりする四葉を押さえつける。
四葉「ぷはっ、じゃあ丁度いいだろーっ!脱引きこもりっ!」埋めた布団から顔を上げ、今度はバタバタと暴れ出しやがった。
俺「簡単に脱出出来たらしてるよっ!」それで今頃秋葉原だよっ。
俺「とにかくっ!俺は外に出ない!!」自信を持って断言出来るね。
四葉「おーねーがーいーっ」もっと暴れ出しやがった。
こいつはっ。
ふっと視線を感じる。
見ると静ちゃんが指をくわえて見ていた。
可愛いと言わざるを得ない。
俺「そ、、そんな目で見られても行かないものは行かないっ!?」四葉をはね除ける。布団を被り背を向け隠れる俺。
四葉「うみゃーっ!、、、むーっ、、、あっ!?」何か思い付いた様だ。布団を被った俺の後ろで四葉達が何かごそごそし始めた。
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