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春「そうだ、いい忘れてたけど、俺が行く高校は波川だ。千夏は?」
すると、千夏は目からビームが出るんじゃないかと思うほど目を見開いて、涙を溜めていた…
春「さては千夏、高校違う場所なんだな?」
ほんの軽い気持ちでこの言葉を言ったことを俺はこのあとで後悔した。
そのあと千夏はボロボロと泣き出してしまい、それを慰める過程で紆余曲折あり、
いつの間にかなんでもひとつお願いを聞いてやるというお願いを了承してしまっていた。
我ながらなにをやっているのだろうと思う。
ただまあ、千夏の笑顔を取り戻せただけいいと思うことにしよう!
ちなみに千夏は波川から少し離れた白虎学園とかいうめっちゃ名前のかっこいい学校に行っているらしい。
千夏「春、二階の人に挨拶に行った?」
春「まだだけど、なんで?」
千夏「だったら一緒にいってあげる!ここの住人がいた方がなにかと楽でしょ?」
確かに千夏の言うことにも一理ある。俺は好意を素直に受け取った。
宮本春木は仲間をてにいれた!
テレテテッテッテテッテテー
レベルアップした!
なんてアホなことをしてないで俺と千夏は二階に向かった。
三つ目の部屋の住人は今は出掛けてるらしいからな。
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