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早速俺は親が持たせてくれた、無難なお菓子の詰め合わせを持ってまずは一階から挨拶に向かった。
一階の部屋数も3つだから、全体で部屋は6個しかない。
ピンポーン
まず右端の部屋から行ってみた。
「は〓い」
中から女の人の声がした。結構おっとりした感じの声だ。
春「すみません。今度二階の真ん中に引っ越してきた者ですが。」
ちなみにこのアパート部屋番号が存在しないらしく、部屋を右端の部屋、とか場所で示すらしい、と大家さんに教わった。
「ほんとですか〓?」
ここでまさか疑われてしまった。どうやって説明するか悩んでいると
「まあいいです〓。今開けますね〓。」
なら聞かないで欲しかった。
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