4月1日

6/16
前へ
/18ページ
次へ
ピーンポーン 隣の部屋のチャイムはなんとも気の抜けた音だった。 「誰?」 中からは普通の女の子の声がした。俺は少なくとも6部屋のうちの3部屋に女の子が住んでることに、心の中で万歳三唱をしながらいたって冷静に(ここ重要)答えた。 春「真上の部屋に引っ越してきた者ですが。」 すると中から 「年齢は?」 いきなり年を聞かれた。おれはあっけにとられながらも、素直に答えた。 春「16ですが。」 すると間髪入れずに 「証明するものは?」 これにはどうしていいか困ってしまった。
/18ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加