VS 君。

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《最期の一脈》 君といると僕の脈は 速くなったり遅くなったり 刻んでゆく鼓動も 高くなったり低くなったりで ちっとも落ち着きゃしないのに それが癖になっちゃって 舞い戻ってしまうよ あとどのくらい脈打つかは まるで分からないけど 最後の一脈までそばにいてほしい って思う僕はまた 脈を速く打ち鳴らしては 鼓動も高くまで鳴り響かせる
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