VS 君。

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《天使じゃなくて》 君は天の使いというよりも 天そのものだね これからもずっと その光を帯びた瞳で 星の数ほど見つめてゆくんだね その可愛らしい耳や鼻は たくさんの音色を聴いて たくさんの香りを嗅いでゆくんだ まだ小っちゃな頭だけど いっぱい考えたり いろんな心を覚えてゆくんだよ そしてその プルンとしたおちょぼ口で 感じたり考えたりしたことを 僕にぜんぶ 教えてくれたら嬉しいな 無限大の可能性を 無限大に秘めた君は 天使じゃなくて 天そのものなんだと 僕は思ってやまないんだよ
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