遠い空の向こう側

始まりと終わり

｢両者ともこちらへ｣
そう2人に言った。

2人はユン先生をはさみ正面で握手を交わした後

お辞儀をしながら｢ありがとうございました!!｣

と礼をした。

その練習試合の場所は体育館だったので周りに響いた。

隅っこのほうで2人を除くクラスのメンバーは体育座りをして待っていた。

｢次!!ΟΟΟとΟΟΟ!!｣
名前をユン先生は読み上げた

呼ばれた2人は立ち上がり自分の剣を持ちながら中央に立った。

リクトとクラウはその場を去ってクラスのメンバーの方に行き、みんなと同じかっこうをして2人の試合を眺めていた。