孤独なふたり

4/8
569人が本棚に入れています
本棚に追加
/183ページ
「んー。じゃあ一緒に住まない?」 「は?」 孝太郎からの突然の問いかけに混乱する。 私たちは言わば友達以上恋人未満な関係で 友達より大事な存在だけれど、お互いに付き合うとか、形にしようとしたことはなかった。 「俺、美咲とならうまくやっていけそうな気がするんだよなー。あ!もちろん俺も働くよ。何なら美咲、働かなくても家事してくれたらいいよ。」 事の重大さを理解していないのか、孝太郎はニコニコ笑いながら言う。 いや、何も考えてないな、これは。 「ばーかっ。そんな簡単にいくわけないでしょ、何言ってんの。」 それでも、心はどこかドキドキしている。
/183ページ

最初のコメントを投稿しよう!