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ここは超能力対策室の一室。
超能力とは脳に掛かっているリミッターがはずれ、脳をすべて使ったときに発動する力の事だ。
その力は千差万別であり、様々な力が存在する。
対策室はそんな超能力の影響で暴走したキメラという生物や罪を犯した超能力者に対処する機関だ。
その対策室の一員である俺、秦 颯斗(ハタ ハヤト)は同僚であり、つい先日恋人になった柳川 柊(ヤナギカワ ヒイラギ)、幼馴染である楠木 相馬(クスキ ソウマ)と河原 飛鳥(カワハラ アスカ)と共に、対策室の司令部を訪れていた。
そこではここの対策室の室長をしている吉田 秀光(ヨシタ ヒデミツ)さんと戦闘部隊の部隊長の篠森 直紀(シノモリ ナオキ)が仕事の話をしていた。
俺達が部屋にはいると俺たちに気付いた吉田さんは笑って手を上げた。
「やあ、お疲れ。今日の訓練は終わりかな?」
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