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それから更に数年が経ち、お爺さん達が死んだので、桃太郎は宝を埋めた所の近くに家を建て一人で住んでいました。
明くる年、隣に犬を大変可愛がっている老夫婦が引っ越して来ました。
犬は『ここ掘れわんわん』という感じに桃太郎の宝の地面を指しました。
桃太郎は驚きの余り、犬を瞬時に殺してしまいました。
すると老夫婦が泣きながら『何故殺したんだ』としつこく言ってくるので、我慢出来ずいつの間にか殺してしまっていました。
それを村人が聞き、『殺人犯を生かしてはおけん』と桃太郎を殺そうとしました。
しかし、余りにも桃太郎は強く、気づいた時には村に人はいなくなっていました。
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