{罪}

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{罪}

{一番} 傷を負った貴方の身体 その傷を付けたのはこの私 自分の罪と向き合えずに 尖った爪を隠してしまう 向き合うと何もかも崩れてしまいそうだから どうか許して欲しい 雨が降ったら逃げ込んで 雷が鳴ったら耳を塞いで 辛いのは当たり前なのに 失ったら次を探して 間違ったら嘆くだけ 自分の身を守るのが精一杯 {二番} 切り傷だらけの貴方の心 その傷を付けたのは私 自分の過ちと向き合えずに 血の滴るナイフを落としてしまう 向き合うと何もかも終わってしまいそうだから どうか許して欲しい 雪が降ったら凍えて 地が揺れたら這いつくばって 怖いのは当たり前なのに 嘲笑われたら泣き出して 怒られたらごめんなさい 恐怖から逃げ出すのに精一杯
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