きりん

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首が伸びてるさ 君を少しでも近くで見たくて 近くに行くことが出来ないから 首を伸ばして見ているのさ 君のことを好きなんか言えないから ずっと君を見つめてるのさ こんなにくすんだ世の中が 素晴らしく見えているのも 君の仕業かもしれないんだ 勉強なんて手に付かないのさ クラブ活動は休んじゃうのさ 君の家に行きたいのさ 君の家に行けないのさ 君の家を知らないのさ 君の家を知りたいのさ 君のためなら泣ける覚悟さ 君のためなら死ねる覚悟さ だから、だからどうか… だからどうか… 電話番号を… 電話番号を教えてもらえませんか? それが僕が生まれてきた使命。
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