2話:1Fの住人

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私は101の恐怖心に身を震わせながら、102の前にやっとの思いで立っていた。 ノックしたくないなぁ…。あーぁ…、なんだかしん…… …カチャ。 すると、可愛らしい女の子が顔を出した。 私「あ…」 宇「新人さん?」 そういって宇灘さんはニッコリ笑った。 私よりずっと若くて、白いワンピースを着ていた。 私「202に引っ越してきた広瀬です。挨拶に伺いました。」 そういって和菓子を差し出した。宇灘さんには洋菓子の方が良かったかなぁ。
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