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これは、6歳の瑞紀と4歳の小和の話し
瑞紀
『ねぇお母さん。お腹すいたよ~』
母
『五月蝿いわね!自分達で作りなさい。』
瑞紀
『作れ無いよ~』
6歳の瑞紀はまだ、というか、料理したことがない。寧ろ道具すら握ったことがない。
母
『黙りなさい!!お母さんはね色々と忙しいのよ!あんた達なんかに構ってられないの!』
バシッ
母は瑞紀の頬を叩いた。
瑞紀
『……』
母
『あっちに行った!』
トボトボッ
小和
『お姉ちゃん、痛かったよね。』
小和は瑞紀のもとに来た。
瑞紀
『平気だよこんな事。寧ろ小和に何かあるほうが嫌だ。』
家には母と瑞紀と小和の三人だけ。父はと言うと、既に家を出ていた後。
理由は
子 供 の 面 倒 を 見 た く 無 い
その理由だけで家を出た。
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