日本は負けない

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代表質問 野党日和党代表、滝二郎 『あれから一年、遅々として復興が進展していない。 いまだに避難生活を余儀なくされている方々がいる。 この現状、そして復興に関して、総理は、どのようにお考えなのか? はっきりお聞かせ願いたい。』 衆議院議長 『総理大臣、神野和也君』 総理大臣、神野和也(日本再生党) 『皆さんもご存知の通り、瓦礫に関しては、所有権の問題があり、撤去がなかなか進まない現実があります。 不動産、まず土地については、政府主導で開発。代替地を用意する。 建物に関しては、地震保険の入っていない方々については、土地を減らして建物を建てる。 不動産以外の船舶等については、所有者について公告し、可能な限り、海に移動する。撤去時にやむを得ず、壊さなければならない場合もあるだろうが、ご理解いただくしかない。 公告についても、企業、避難所にいる方々に確実に伝わるようにする必要がある。 その前に、仮住まいも用意しなければならない。 まず予算ではない。復興の為、とにかくやらねばならないことなんです。 日和党さん始め、野党の皆さんにも特別法の立法にご理解、ご協力いただきたい。』 神野は深々と頭を下げた。
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