世界観

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鉱山と海停の街ル・ロンド ラ・シュガルの離島にあるジュードとレイアの故郷。王都イル・ファン方面に広がる夜域の境界にあり、街の上には星空と青空が交わる幻想的な光景が広がっている。平凡な片田舎だが家族ぐるみの近所付き合いも多くあたたかで住み心地のえ街である。周囲の山岳地帯では様々な鉱石が発掘され、かつては出稼ぎ鉱員たちの生活の場、発掘された鉱石の搬出港として栄えていたが、近年、精霊活動の変化によって発掘量が減少し、多くの坑道が閉鎖されてしまった。そのため最盛期に比べて活気は失われたが、元々の住民たち街を気に入って定住した鉱員たちも現状を受け入れ、喉かな日常を楽しんでいる。
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