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in食堂
俺は午前の講義を終えて
たっちと食堂に来とるわけだが…
達也「ランララララァ~」
隣のたっちが…
気持ち悪ぃわけや…。
さっきのたっちより
最悪なパターン。
俺ため息つきたいわぁ…。
達也「はぁ…。」
はぁ!???
なぜ…たっちがため息つくんや!
さっきのハイテンションはどこに行ったんや!!
俺は引きぎみに…
達也に聞く。
俊「……たっち…どないしたん?」
達也「よくぞ聞いてくれたワトソンクン。」
俺はお前の助手やない…。
疲れてくるわ。
俊「で…どないしたんや…?」
達也「今日…美奈に会えるか…心配で…。」
聞くんやなかった…(怒)
俺はたっちを置いて
注文しに行く。
しばらくすると…
俺がおらんのに気づいたらしい
たっちが追いかけてくる。
俊「おばさん、唐揚げ定食な。」
おばさん「はいよ。」
おばさんは待ってましたというような態度で唐揚げ定食を出す。
俺は金を置いて定食を持って
席に着く。
俺は食べる時は
ほとんどというか…
一切話さん。
それがマナーやと思うから。
俺が食べようとすると…
メガネかけたベッピンさんが
席を立って食堂を出ていこうとしとった。
俺は思わず見とれる。
遠くからたっちの声がしても
彼女から目が離せへん。
彼女の凛とした雰囲気…
彼女の美しさ…
彼女の黒髪はまるで俺を誘っているかのようやった…。
そして…彼女の瞳は一瞬しか見えへんかったけど…
確かに瞳の色はブルーやった。
俺は彼女のブルーの瞳に見てもらいたかった…。
俺は彼女に…
一目惚れしたんや…。
、
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