第1話

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俺が彼女を見とれとったら… たっちはもぅ隣にいたらしい。 達也「………。」 俊「たっち!?どうしたんや??」 達也「俊が……相手してくれない…。」 ハハハ…そんなので拗ねるなや。 俊「そんなのでな「ばか達也!」」 俺が良いこと言うとこで 誰やねん!!! ぁ……こいつか…。 「ばか達也!めそめそするのは私…嫌いよっ!」 と言いながら… 達也の向かい合いで座っとるやん…。 達也「み…美奈ぁぁぁぁぁ!!」 達也が元気になるのは… 美奈しかできんわな。 美奈「達也。うざいから。」 達也「ガーーーーン。」 美奈は相変わらず…毒舌やわ。 美奈「達也のことはほかっといて。さっき俊は鉄仮面を見てなかった???」 俊「て…鉄仮面????」 美奈「そうよ。さっきのメガネかけた美人はみんなから鉄仮面って呼ばれてるの。」 美奈はそう言いながら モグモグと定食を食べとる。 レディなのに…はしたないわぁ。 それに比べて達也は隣で… めそめそして食べとるし。 よく恋人つとまるなぁ…。 美奈「鉄仮面は美人でも誰にも笑顔を見せたことないらしいのよ。いつも無表情。だから友達もいないらしいわよ。」 俊「そうなんやぁ。でもマジであの子…ベッピンやったで。見とれてもぅたわ。」 俺はそう言いながら笑い出す。 達也「それって…恋じゃねぇの…?」 たっち…もぅそろそろ立ち直れや…。 ん…??? こいつ…恋って言わんかったか?? 俊「恋???恋だとぉぉぉぉ???」 達也「俊…かなり煩い。」 美奈「耳が痛いわ。関西人はみんなそうなのかしら。」 俊「すまんなぁ。それにしても…恋ってありえんやろ?」 達・美「「ありえるでしょ。」」 2人は真顔で俺にそう言ったんや。 、
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