卒業

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俺の親父、ゲイル=ヴェルディはある組織のリーダーを務めている。 世に溢れかえる魔物達から人々を守り、平和を届ける正義の組織。 ―ガーディアン― 王国に忠誠を誓い、他国との関係、はたまた戦争を取り締まる組織。 ―王立魔法軍― 民間、ガーディアン、軍からの依頼を受け持ち、人々に仕事を与える組織。 ―ギルド― そしてそれらに身を潜め、反発する悪の組織。 ―ヴィレイン― 俺の親父はそこのリーダーをやっている。 まぁ組織ってもまだ大々的に活動してないからガーディアンにも軍にもその存在は知られてないだろうがな。 そんで俺はその組織の、したっぱ中のしたっぱ。 なぜか親父の策略で自分よりも遥かに弱い大人の言いなりに働かされている。 理由は不明。 強いて言えばリーダーが親父だから。
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