🌸もう1つの薄桜鬼序章篇🌸

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其の、『薄桜鬼』と名乗った者は… 私の胸の傷に触れて… 何やら詞(コトバ)を発した… すると、触れていた其の手から 淡い光が現われた。 (何だろう…暖かい…) …そう思っていると 見る間に胸の傷は無くなっていた。 「…あ…傷が…」 だけど、血を流し過ぎた所為もあって… 意識が朦朧とする。 「―――で?…私は…」 「如何すれば良い?…」 「どうせ…何かを―――」 「しなければならないんじゃあない?」 「…え~とっ…は、薄桜鬼さん?」 『…フッ、分カッテオルナ…』 「大体…そんなモノでしょ…」 「―――で…具体的には?」
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