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今や国民的アイドルと呼ばれるまでになったAKB48。
プロデューサーは秋元康。
作詞、放送作家など他にも幅広く手を広げている。
秋元康はどのようにしてこのような「AKB48」というアイドルグループを結成しようとしたのだろうか。
秋元康本人はこのことを覚えていないと応えているらしいのだがこんなエピソードが囁かれている。
とあるオーディションにて、秋元康は審査員として参加していた。
結構大きなオーディションだったらしい。
そこに秋元康は一際目を惹く人物を発見したのだ。
彼女はその小さな体からほとばしるほどのエネルギーを発していた。
その彼女こそが、AKB48のキャプテン、高橋みなみだったのだ。
しかし、まだ未熟な彼女に今回のオーディションの合格は無理なことであった。
オーディション終了後、秋元康はオーディション会場の窓から見える保護者に付き添われトボトボと帰る不合格者達。
そんな中、高橋みなみを見つけたのだ。
高橋みなみは信号の待ち時間中、全身映る窓を見つけて踊りだしたのだ。
秋元康は手元の書類に目を落とした。
高橋みなみ--
身長-148cm
誕生日-4月8日
これだ……
その後AKB48のオーディションに来た高橋みなみ。
身長は5ミリ程伸びていたらしい。
しかし、高橋みなみは全然踊れなかったらしい。
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