1.彼女の気持ち

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綺麗な星が、滲むほど。 拭っても、拭っても、袖が濡れても。 涙は止まらなかった。 自分は、少しでもあの人のことが好きだったのだろう。 気がつかない振りをしていたのは、自分を傷つけたくないだけではなく、 認めるのが嫌だったのではないのだろうか。 その答えは、今となっては分からないけど。 私は今日、小さな終止符をうった。
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