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(キスマークって、あの吸い付かれた鬱血の跡の事だよな?付けてるって俺が?キスマークを?)
「えぇぇぇぇーーー!!!」
ガッと自分の首を押さえて立ち上がった
既にキスマークが有るのも分からない位見える所は全て真っ赤になったイルカは余りのショックに貧血気味になり立ちくらんだ
倒れそうになったイルカをユウトが思わず支えた
途端、冷たい殺気が受付所の中を満たした
「馬鹿者が……」
火影が呟いた途端、壁に向かってクナイを投げつけた
「もー危ないじゃないですかぁ…」
クナイをクルクル回しながら、何時の間にかカカシが居た
「当たってしまえ己なぞ」
火影が苦々しく言い放つ
「えー、オレに何かあったらイルカ先生が悲しみますよぉー?いいんですかぁ~」
何時の間にかユウトの腕からイルカを奪い取りガッシリ抱き抱えていた
カカシのしかっりした胸がイルカの目の前にある
(もう……ムリ……)
薄れゆく意識の中、火影とカカシの罵り合いを遠くに聞きながら
(オレこれからすっごい大変かも…)
と、今までの平穏な日々は送れないなぁーと心の中で涙した
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