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「で?火影様?」
ビクッ!!
(まずいな…これは…)
受付所にいた職員は静かに非難を始めていた
(???)
カカシは初めて感じるイルカのとても冷たいチャクラと狼狽する職員や火影に疑問を感じた
(何だ?職員やじじぃまで焦ってるぞ…?)
不思議に思っていた時にイルカが一言
「火影様、邪魔する為だけにカカシ先生に任務いかせたりしたのですか?」
イルカを見てカカシまで氷ついた
イルカは笑顔で火影に問い掛けている
確かに笑顔だ
だが、その微笑みはいつもと違い、とてつもなく怖い…
カカシの殺気も確かに恐ろしいがこの場でのイルカの微笑みは桁違いの恐怖が漂っていた
「いや、その、なぁほれ」
「もう私怨で任務の振り分けは二度としないで下さいね…」
「うむ……」
「それと火影様、今日は先約があるのでこれで失礼致します。」
ニッコリ笑って踵を返すと
「お待たせしました。カカシ先生帰りましょう」
いつものイルカに戻っていた
「はいっ!」
何故かカカシは緊張して生徒の様な返事だ
(イルカ先生だけは本気で怒らせないようにしよう……ある意味火影以上の里最強だよね…)
イルカの別の一面が見れて得さたよーな、そうでないよーな複雑な心境のカカシだった
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