第1話 暗殺者無音は考える

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少年移動中… 「あれは……夢の国のネズミ?確か名前はミッ……」 「君は実に馬鹿だな。その先を口にすれば黒服の男が来る事を知らないのかな?」 少年移動中… 「うらめしや~♪」 「あぁ、うらめしや。」 「え、あれ?挨拶扱い!?」 少年移動中… 「…………」 「…………」 「ちょ、ちょっと雲山?何でこの男の子と目と目で会話出来てるの!?そして何で楽しそうなの!?」 少年移動中… 「お前が宇宙人か?見た目は普通の人間と変わらないな?」 「この子はいきなり何を言ってるの!?」 少年移動中… 「おや?君は何者……ふぎゃ!?」 「何で何も無い場所で転べるんだ!?」 少年移動中… 「あぁ……法の世界に光が満ちる。」 「……ここ何処?あ、ところで結局これは宇宙船じゃないの?宇宙人に会いたくて来たんだけど。」 「……あの、私の話聞いてます?」 「ところでその手に持ってるの何?実は宇宙人の秘密アイテムとか?」 「ふ、ふふふ……やはり人は昔から変わっていない。他者の話に耳を傾けず、己の都合を語るのみ。誠に愚かしく、自分勝手である!!いざ、南無三!!」 【以上、回想】
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