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少年移動中…
「あれは……夢の国のネズミ?確か名前はミッ……」
「君は実に馬鹿だな。その先を口にすれば黒服の男が来る事を知らないのかな?」
少年移動中…
「うらめしや~♪」
「あぁ、うらめしや。」
「え、あれ?挨拶扱い!?」
少年移動中…
「…………」
「…………」
「ちょ、ちょっと雲山?何でこの男の子と目と目で会話出来てるの!?そして何で楽しそうなの!?」
少年移動中…
「お前が宇宙人か?見た目は普通の人間と変わらないな?」
「この子はいきなり何を言ってるの!?」
少年移動中…
「おや?君は何者……ふぎゃ!?」
「何で何も無い場所で転べるんだ!?」
少年移動中…
「あぁ……法の世界に光が満ちる。」
「……ここ何処?あ、ところで結局これは宇宙船じゃないの?宇宙人に会いたくて来たんだけど。」
「……あの、私の話聞いてます?」
「ところでその手に持ってるの何?実は宇宙人の秘密アイテムとか?」
「ふ、ふふふ……やはり人は昔から変わっていない。他者の話に耳を傾けず、己の都合を語るのみ。誠に愚かしく、自分勝手である!!いざ、南無三!!」
【以上、回想】
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