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無音。暗殺者の中において『最強』と謳われた暗殺者。幻想郷で朱野椎との戦いの最中に死亡。幽霊となってからは白玉桜で働いている。
あらゆる分野で高い能力を見せる無音。そんな彼は今……
「…………ここにも分岐作ろうかな?」
パソコンと向かい合ってゲームを作っていた。
「お疲れ様です、無音さん。」
「妖夢か……ありがとう。」
出されたお茶を飲みながら目元を揉む。長時間画面と睨めっこしていたので目が疲れてしまったようだ。
「それにしても、外の世界の父親とは凄いのですね。子供の遊び道具まで作ってしまうなんて……」
「ははは、愛しい我が子の為なら父親は何だって出来るのさ。」
外の世界の父親が盛大に誤解されそうな発言だった。
しかし実際、このゲームは椎が遊ぶ事を前提に作られている為、主人公も椎になっている。明らかに身内にしか分からない内容になっていた。
「このゲームをやれば、椎はより成長する事になる。これは、椎の足りない部分を補う為のゲームなんだよ。」
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