第1話 暗殺者無音は考える

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「…………最近の子供は過激だね。」 「アレを見た感想がそれだけですか?」 一応タッグを組んではいるが、あまりチームとしては機能していない。なので乱戦に近い形になっている。 それでも全員無傷なのは、やはり遊びの範疇だからだろうか? 「あの中からヒロインを選んだらいいんじゃないですか?最初は友達から始まるものですし、あの面子なら……」 「いや、フランドール・スカーレットと古明地こいしはダメだ。」 「え、どうしてですか!?」 何か深い意味があるのかと、妖夢は僅かに身構える。 「あの二人をヒロインにしている幻想入り作品は多い。あまり被るのはよくない。」 「そんな理由ですか!?」 「あぁ、でも封獣ぬえはいいかもしれないね。まだヒロインにしている小説も少ないだろうし、作者も割とお気に入りだ。」 「まぁ、星蓮船のメンバーはまだキャラが分からないって人もいますしね。」 「まぁこういう時は同人誌とかに頼るしかないよね。」 カオスな会話だった。
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