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仲良く何処かに向かっている椎とぬえ。二人は何処に向かっているのか……
そんな二人を尾行する無音と妖夢。無音の表情は何処か深刻そうだ。
「……どうかしたんですか?」
「いや、ちょっとね……」
無音は椎×ぬえのストーリーを頭の中で組み立てていた。
【無音の妄想】
『へっへっへ、正体不明の部分なんて悉く無くしてやるぜぇ!!』
『いや、やめてよ!!ひゃうっ、そんな所舐めないでよぉ!?』
『おらおら、可愛らしい正体不明の種が膨らんできたぜぇ!!』
『ダメぇ、正体暴かれちゃうぅぅぅ!!』
【以上、妄想でした】
「ふ、ふふふ……けしからんよ、実にけしからん話だよ。」
「何がですか?」
「いや、シナリオが一つ出来たんだ。」
妖夢はそれ以上聞こうとは思わなかった。どんなシナリオか大体予想出来たらしい。そして自分と同じように被害にあうぬえに同情した。
そしてようやく見えてきた目的地、そこは命蓮寺だった。
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