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すると蝴蝶が暗紅に続ける。
『自分の意志とは関係無い物なんですよ。魂と前世と関係あるのですから【白の姫】の生まれ変わりは、人にはけして見えない、人が大罪を犯した魂をそして、悪魔が【白の姫】は見えるのです。』
『そう……なんですか…?』
いまだに、信じなくて混乱気味な春華に蒼瘰はやっぱり不機嫌そうな顔して春華に言った。
『普通の人間には無い力があるんだからいろんなモノに狙われる。だから【黒狩り】の主様と俺と蝴蝶の【黒魔】がお前を守るんだよ。残酷なゲーム【グラン・ギニョール】の為にさ。』
『…【黒狩り】?……【黒魔】?……【グラン・ギニョール】?……』
益々、混乱してる春華に暗紅と蝴蝶が説明した。
『【グラン・ギニョール】はフランスの言葉で残酷な人形劇と呼ぶんだ。このゲームがまさにそれの様に見えるからそう言われてる。』
『【黒狩り】とは、主様と同じ大罪を犯した魂や悪魔を狩るモノの事です。【黒魔】とは私や蒼瘰の事で、【黒狩り】の主様の事を守るモノです。』
『…へぇー。……っていう事は暗紅さん以外にもいるんですか……?』
『…あぁ…この世界各地に居る。』
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