2
7/32
読書設定
目次
前へ
/
151ページ
次へ
そのときだった──一瞬、頭上でなにかが光ったような気がして、それと同時に足もとに落とした眼の端が、ゆらゆらとうごめく白っぽいなにかをとらえていたのである。 わたしはハッとして、体ごとそちらを向いた。 ──誰か……いる!? と、心中で小さく叫んだ。 ──あれ、おかしいな……誰もいない。 そこは、いつも見ている砂浜だった。 いつもと違うといえば、月明かりがいやにまぶしいくらいだった。
/
151ページ
最初のコメントを投稿しよう!
253人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
3,530(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!