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──ここはどこ……? わたしはまわりを見渡した。 見慣れない部屋。 白い天井。 鼻を刺激するアルコールの匂い。 ベッドの上のわたし。 ──なんだ……夢か。 自分がなんとなく病院にいるのだと理解しながらも、なぜ病院にいるのかということまでは頭が働かず……。 そんなことよりも、さっきの光景は夢だったのかと、わたしはひと安心した。
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