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「そうか、ありがとな」
俺はそのカードをポケットにしまいこんだ。
カードには絵が描かれていたが、俺にはそれがなんなのか、どんな意味をもつものなのかは分からなかった。
俺は少女に別れを告げて、皆には俺がここにいたことを誰にも話さないように伝えてほしいと頼んだ。
何も知らない、何の関係もない人を巻き込みたくなかった。
そして、俺は一人世間に出ることになった。
何が待っているのか分からない
空は少しずつ曇り、今にも雨が降ってきそうだった。
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