追い人、逃げ人

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人混みの中、俺は安全な隠れ家を探して歩いていた。 町に住む人は暗く、活気がない。騒いでいるのは、子供か軍人。何も知らない幸福、戦うことで手に入れた富、多くはそのどちらもない人々。 俺は顔を隠し、怪しげな裏通りに入った。 そこには、危ない取引や、死にかけの人、町の本当の裏側があった。 歩いていくと、パブの看板が見えた。 とりあえず、入ろう。 歩き疲れた俺は、怪しげな扉を開けた。
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