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「どうする？
ついていこうか」
フェアリーがドラゴンを見る。
「おお。
また翼竜に戻るのか……。
めんどくせぇな」
はぁーっ、とため息をついた。
そのため息を
どう捉えたかは知らないが、
フェアリーが羽根を出して
宙に浮く。
そして、ドラゴンに
手を差し出した。
「？」
「今回だけ連れていってあげる。
ドラゴンの重さなら支えれるよ」
さっきのお礼もあるしね、と
付け加える。
「助かるぜ」
「うん、いいよー」
こいつに恩を売るのも悪くない。
そう思いながら
フェアリーの手を取った。
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