プロローグ

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そんなあたしにもあたしのことを理解してくれる友達がいる 高田沙樹 あたしの一番の理解者なんだ 沙樹とは中学に入ってすぐ、お互いが気にくわなくて大喧嘩した事がある 最初は口げんかだったんだけど ある日突然手が出て足が出て 先生が止めに入ったのを 今でも鮮明に覚えている まぁ面白いことに二人とも怒ってる理由は勘違いで、すぐ喧嘩はおさまった 今思い出してみれば笑い話だ それをきっかけにして、よく話すようになってあたしたちは仲良くなったってわけ 私達は、スポーツが好きで 休みの日は必ず家から出てきて、スポーツしたりする たまに学校のサッカーの試合も見に行く サッカーの試合に行くのは、私達がサッカーが好きなのはもちろんだけど 私の幼なじみの佐々木圭介がサッカー部に入っていて、それの応援もかねてだった 圭介とは赤ちゃんのころからの付き合い 私のお母さんと圭介のお母さんが学生時代の友達だからね 親友だったらしい… 今日もまた昨日と同じつまらない1日が始まる
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