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「欲しい、龍にぃの…でも、ここは恥ずかしい…見られちゃう」
拓司は潤んだ目をして、龍巳を見つめる。
「大丈夫。ここは、まず人は来ないから。たく、おねだりは?」
拓司は、まぶたをふせる。
「ちょうだい。龍にぃの…桃ちゃんに挿れてぇ…」
その言葉に、龍巳は拓司のメガネを取った。
拓司は自らベルトを外し、ズボンと下着をおろす。
龍巳も、欲望を取り出す。そして拓司に舐めさせる。
「んっ…あぁ、こんなの初めて…」
「オレもだよ、たく。なんか新鮮だな」
あまり時間がないので、すぐに拓司の蕾に挿入する。そして動き始める。
「あっ、あぁっ…龍にぃ、桃ちゃんが喜んでる…」
その言葉に、龍巳は笑った。
「まったく…素直じゃねえよな、たくは。
たく、今度の休み…会えるか?」
「はぁ…っ、んっ…わかん…ない…」
「…っ、わかんっ…ないはっ…困るなぁ?」
「だって、ほんと…」
「じゃあ…イカせてやらない」
「あっ…そんなぁ…はぁ、なるべく…都合っ、つけ…」
そこまで言うと、龍巳は動きを、さらに激しくした。
「…っ、約束っ…なっ」
「あっ、あっあ……あっ、あぁあっ」
拓司の身体がビクビクと震える。拓司は絶頂を迎えたのだ。
一方の龍巳は、抜いてから白濁を吐き出した。
彼なりの配慮だ。
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