序章

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地面から勢いよく出て来たのは良い。 でも周りが火の海。 「ヒャハー!!女は連れてけ!!男は殺せ!!」 山賊と思われる男達はその言葉を発しながらあちこち走り回る。女は中央に集められ、男の悲鳴が聞こえて来る。 「いきなりこんな揉め事かよ・・・・・・」 俺は神に言われた言葉を思い出す。多分魔力無限って事は全属性だと思う。なら、 「全てを冷却させる水の王の使いよ、全ての業火を冷却、殺せ!!ウォータードラゴン!!」 オリジナルですが何か? ウォータードラゴンは町の火を消して行く。 みるみると周りの温度が下がって行くのがわかる。 「なんじゃありゃ?」 「ド、ドラゴンだぁ!?」 「ヒィィィ!!何でドラゴンが!?」 山賊達がしだいにオロオロとし始める。 よし、ここで、 「山賊達を中央に集めろ」 そう命令を出した数十秒後、ウォータードラゴンに中央へ集められて山賊達が恐怖に顔を歪め逃げ惑う。 「さて、想像創造。・・・・・・変だからクリエイターで良いか」 俺は山賊達を真っ直ぐ見据えて 「空間移動」 俺は山賊達の真上に移動する。 「さて、お前達に絶望と恐怖を味わってもらおう」 俺がパチンッと指で音を鳴らすと男達のたっている場所に亀裂が入り、勢いよくその亀裂が開く。 山賊達は声を上げる事無く。山賊達は亀裂に開いた穴の中に落ちて行った。 穴の先には・・・・・・・・・・ 地獄が待っている。
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