プロローグ

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キミは知らなかっただろ? 俺が初めてキミの声を聴いた時、泣きたいくらい優しい気持ちになれたんだ。 キミの声は俺を分け隔てない。 俺でさえ声しか聴いた事がなかったくらいだから、俺の事なんて見てなかっただろうけど…でも キミは確かに俺を見ていてくれたんだ。 笑いかけて、くれてたんだ。 なぁ、ちひろ… 俺の声は届いてるか。 キミの声は…ちゃんと俺に届いてるよ。
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