心の隙間

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「よっ!美咲おまたせ!!」 現れたのは、ボーイッシュで長身の顔立ちが綺麗な女性だった。 「サリ~!!待ってたよ~ぉ!! ね、さっちゃん!サリーはハーフなの♪ かっこいいでしょ!?」 「…うん。かっこいいね…。」 イケてる女の子にはイケてる友達が集まるものなんだ…。 目の前にいるサリーをマジマジとみると まるでモデルかと思うくらいかっこいい女性だった---。 「おっす!!さっちゃんよろしく~♪」 と握手を求めるサリーの手を私はゆっくりと緩く握った。 サリーは私の手をギュッと握り返して私に『ニコッ!』と満面の笑みで笑いかけてくれた。 とても気の強そうなサリーが加わると、 美咲ちゃんとチャッキーのテンションは更にヒートアップしていく…。 私は置き去りにされたような気分になって、 ボーっと突っ立ったまま、どうすればいいのか分からなくなっていた…。 そして私の頭の中は『帰りたい』で埋め尽くされていった。 「さっちゃんも入って来いよ~っ!!」
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