波乱の体育祭

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慎「あちぃな……まだ5月半ばなのになぁ。」 温暖化のせいなのか5月半ばにして既に気温は20℃に近い。母なる地球が心配だ。まぁ心配するだけで特に何もしない。 葵「……慎?今日はお互い…頑張ろうね?」 慎「あぁ。そうだな。今日は姉さんが昼食用意してくれるから昼は一緒に食おな。」 葵「うん////」 今日は待ちに……待ってはないけど体育祭だ。 正直、あんまりやる気が起きません! まだ授業受けていたほうがマシだ。 普通の主人公なら、勉強出来ないけど運動が得意でこういうイベント?で活躍するのが定番じゃない? だけど、俺はどっちもできるのでぶっちゃけどうでもいい。 あっ…今何人か敵に回したかな? って俺は誰に語りかけているのやら…… 「おぃ~っす!ご両人!」 慎「………死ね、変態クズミソが。」 朝から変態で特に役にも立たない馬鹿戦場を見てしまった……ハァ 戦場「わざとなの?聞こえるように言ってるのはわざとなの?ねぇ!」 まさかの読心術! にしても、やっぱりうざったいな。 戦場「……さっきから口に出してるけど……泣くよ?俺?いいの?」 慎「あっそ。泣けばいいんじゃない?」 路上で泣き崩れる変態野郎は放置して学校に向かった。
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