波乱の体育祭

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慎「……ふぅ。ウォーミングアップにならん。」 只今、第一種目の学年別徒競走が終わった所です。 結果?1位ですが何か? 次は女子の徒競走だ。 ブルマじゃないのが、残念でならない。 奏「さすが慎殿。余裕の走りじゃったのぅ。」 慎「まぁウォーミングアップにならんけどな。」 戦場「さて、次は女子の番だろ?前の方で応援しようぜ?」 戦場がそう言うと、明らかにモテない方々が最前列に集まった。 あんまり関わりたく無いので、最前列に行かずに後ろの席で、前に行かなかった男子達と2、3年の女子と一緒に冷たい視線を送っていた。 ?「だぁれだ?」 突然、目の前が暗くなった。 慎「奈々さん?」 奈々「正解。よくわかったわね。」 慎「いきなりこんな事するのは姉貴か奈々さん位ですから。さらに姉貴は生徒会なんで朝から本部に居るから、奈々さんしかいないかと…」 奈々「あら?私とした事がうっかりしてたわ。それでも一回で当ててくれたのは嬉しいかな。」 御槻 奈々(ミツキ ナナ) 容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能。腰の辺りまである長い桃色の髪で、真ん中あたりからウェーブしている。歳は恋と同じ。因みにクラスも同じである。胸は葵程ではないが、デカめ。生徒会書記を担当。何度か家に遊びに来ている為、俺や葵とも仲がいい。
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