始まり

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両親は去年の冬に・・・・・・・ 旅行に行ったきりです。 今死んだとか思ったりした?まぁそれでもいいですけど。 一応、毎月口座には500万程振り込まれてる。 旅行先で何してんだか………捕まればいいのに。 そんな事を考えていると、学校が見えてきた。 「私立 煌遥園(コウヨウエン)学院」ここが俺と葵と恋が通う学校だ。 外壁は赤煉瓦作りでの五階建てで、かなりお洒落で中もかなり凄い。 廊下は全て檜で、各教室にクーラー完備に食堂はバイキング制。 授業中は各自のノートパソコンを使う。勿論購入資金は学院持ち。 テストは前期、後期、進級の三回。 長期の休み意外ペンを持つことがない。 「こんだけ設備何かも良いのに………学力そんな高くないんだよな……進学校なのに大丈夫なのか?」 「…大丈夫……だよ…慎……」 「あぁ。葵がそう言うなら大丈夫だろうな。さてとクラスはと。」 入口付近に張り出されたクラス表を見ると、俺と葵は1‐Dに名前があった。 因みに、1階は職員室に食堂に学園長室があり、2階は3年、3階に2年、5階が1年となっている。 まぁエレベーターがあるから良いけどね。 自動販売機も各階にあるし、不便は無い。 そんでもって 教室に到着。 俺は窓際の最後尾にその隣に葵がいる。 「今日は何かあったっけ?」 「…特に……無かったはず……」 「んじゃ今日は株でも見てようかな。」 「……この前も…やってた?」 「あぁ。この前はあんまり儲け無かったから今日は雪辱を晴らす!」 「フフ……慎て……そうゆうの好きだよね……頑張ってね」 葵の笑った顔を久しぶりに見た気がしました。思わずドキッとしましたね。この子は俺を心筋梗塞か何かにしたんですかね? 「あぁ。俺には勝利の女神がついてっからな♪」 「……?何それ?」 首をななめ45°位に傾けて、頭に?マークを浮かべなが聞いてきた。 これも可愛いと思うの俺だけ? 「き、気にするな。ただの妄言だ。」 「………分かった。」 葵との会話も終わり、いざ取引開始!
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