🍀ｸﾛｰﾊﾞｰ🍀第２卷

序章 再会☀

尚斗、瞬太、洋は園長と談話室に入る。

園長「３年ぶりですね…尚斗君」

尚斗「はい…あれからちょっとして家に戻りました」

園長「それは良かったですね」

尚斗「今回は無理なお願い…すいませんでした。」

園長「もともと…あなたが作ったチームですよ。」

尚斗「それはそうなんですが…名前を変えて試合に望むので申し訳なく思っています。」

洋「空晴ではないのか？」

瞬太「チーム弾駆として試合をする」

洋「弾駆？弾駆はあるだろう…」

尚斗「いや…なくなったんだ…空中分解…いや、はめられたんだよ…」

園長「悪い噂はありましたけど…本当だったんですか？」

尚斗「本当かどうかは…わからないですが…子供達と翔太には可哀想な事をしました。止めてやれなかった…」

瞬太「尚斗の責任ではないよ…翔太が甘い話に乗ったんだよ」

洋「そうか…弾駆が…」

尚斗「そうだ…なくなった…」

瞬太「源汰の居場所はわかりますか？」

園長「わかりますよ…」

瞬太「会いたいです。会って話がしたいです。」

尚斗「まず、俺が会う。いきなり瞬太に会うと…源汰が引っ込みがつかなくなる」

園長「そうですね…まず、第三者がいいでしょう」

瞬太「源汰は今は…」

園長「私の知り合いの施設から学校に通いながら新聞配達をしてますよ。」

尚斗「荒れてるって聞きましたが…」

園長「悪ぶってるようですが…」

尚斗「何かで発散しないと芯から崩れそうになる…源汰のSOSかもしれないですね」

園長「知り合いも同じ事を言ってましたよ…今は本人に任せてるみたいでした。」

尚斗「まず、会ってきます…そして…連れて来ます。」

瞬太「よろしく頼む」

尚斗「任された。」