👑宮川 茜👑

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少し興味が沸いてきた。 まわりにある用紙をかき集めてその一枚目を広げてみる。 最初には… 『親愛なる私の大切な人達へ』 と書かれていた。 次の文は二枚目からのようだ。 たった一文に原稿用紙一枚って… てか…今の時代パソコンにしろよ… と少しあきれた。 でも茜は超機械オンチだし仕方ないか… 二枚目を広げ見ようとした時… 「何みてるのよ??」 「あっ……………」 後ろには茜がいた。 それも超不機嫌で… その顔のまま俺の手から乱暴に用紙を奪った。 「で…でもさ…珍しいな…その小説。いつも題名は俺か楓なのに…」
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