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エレナ「行ったわね。バルボッサ。」
ルキ「あぁ…負けてらんねぇよ。」
ニッコリと微笑むルキ
エレナ「あんたも早く支度しないと!」
ルキ「そうなんだけど…」
エレナ「なにかあんの?」
ルキ「エレナも一緒に来ないか?」
エレナ「あたしが?急にどうしたの?」
ルキ「なんか一人で行くのも不安でさぁ……レイも海に出た時はマリアと一緒に行ったじゃあねぇかよ。」
エレナ「マリアは海に興味があって世界を知りたいからって言って一緒にレイと行ったけど、あたしはそんな海に興味ないしさ。」
ルキ「無理にはゆわないけどさぁ。」
悲しげ顔をするルキ
その様子を見てるエレナ
エレナ「仕方ないわね。付き合ってあげるわよ。海賊さん。」
ルキ「ホントか?ありがとう!」
エレナ「まったく世話がやける海賊さんね。でも、あたしも航海士になりたいと思ってたから。」
ルキ「航海士ってなんだ?」
エレナ「あんた、航海士も知らないの?よくそれで海賊になるってゆったもんね。」
呆れた様子のエレナ
ルキ「そんな顔すんなよ!美人が台無しだぞ!アハハ…」
エレナ「うるさい!」
エレナ「ところで船はどうすんのよ?」
ルキ「そういえばそうだなぁ。」
エレナ「まったく……ホントに計画性がないわね。いいわ。あたしがパパに頼んで船もらってくる。」
ルキ「いいのか?」
エレナ「いいわよ。パパも元『海賊』だから船くらい持ってるハズだから。」
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